フッ素系離型剤で製造の安全も確保できる!その役割とは?

刷毛

離型剤として抜群の働きを見せるフッ素コーティング剤

水泡

フッ素コーティングという表面加工技術のお陰で、便利に使える商品は沢山あります。防水加工のジャケット、撥水・防湿加工済の皮革製品、指紋がつきにくいスマホのタッチパネルなど、数えだしたらきりがありません。フッ素コーティングは、その一方、生産現場という、モノづくりの言わば裏方においても、重要な役割を果たしています。それは、プラスチックやゴム製品製造現場での離型剤としての役割です。
手になじみやすい丸みを帯びたシェイプのプラスチック製品や、鍋蓋の溝にピッタリ収まる形とサイズのゴムパッキンなどは、全て、金型という型で成形しています。成形作業は、その後、無事に型と成形物を分離させることが出来て初めて完了したと言えるのですが、ここがなかなか簡単にはいきません。粘度の高いゴム素材やプラスチック素材が、金型の内壁に粘着してしまうためです。これを切り離すために使うものは、ナイフなどの刃物ではなく、薬剤です。特に、成分としてフッ素コーティング剤を使った薬剤、即ちフッ素系離型剤は、抜群の効果を発揮します。
フッ素コーティングの技術は、現代の消費生活の表舞台でも、また、それを支える裏の生産現場においても、離型剤という形で大切な役割を演じているわけです。